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ベース ⑬『アルミニウムの異種金属との接触の影響』

ベース ⑬『アルミニウムの異種金属との接触の影響』



⑬『アルミニウムの異種金属との接触の影響』

異種金属同士が接触した際、組み合わせによっては腐食等の悪影響を及ぼすことがあります。 アルミニウムも例外ではなく、組み合わせとして接触時に害のない金属、有害な金属が存在します。


「アルミニウムに害のない金属」

・亜鉛
亜鉛はアルミよりも電位が低いため犠牲防蝕効果が発生します。 これによりアルミニウムの接触腐食防止に使用することができます。 主に船舶の防触板として利用されている他、カラー板等の下地処理として、めっきで使用されています。




「アルミニウムに害の少ない金属」

・ステンレス
防蝕処理なしで安全に使用されております。主にアルミサッシ等で接合のビス用として使用されることがあります。

・チタン
海水中以外では、ほとんどの条件下でアルミニウムと接触させても安全です。

・鉄・鋼
水中、海水中、海洋性雰囲気、工業地帯などでは、アルミニウムは接触腐食します。 田園地帯や室内では安全に使用できます。

・ニッケル
海水中、工業地帯などの条件の悪いところのみ有害です。 条件の良いところでは無害となります。ニッケル自体の耐食性は鉄や鋼より良いです。




「アルミニウムに害のある金属」
・銅およびその合金
一般金属の中で最も有害です。使用環境など条件の良いところでは銅表面を防蝕することで、使用可能になります。

・金・銀・白金
銅と同程度に有害です。





「接触腐食の防止策」

・絶縁体の使用
プラスチックやゴムなどの絶縁体を両金属接触部に挿入します。

・塗装
異種金属側または両金属面に塗装します。アルミニウム側のみでは塗装欠陥部で腐食します。

・金属被覆
異種金属面に害のない(少ない)金属を被覆させます。





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