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加工のコダワリ! チャックの隙間


チャックの隙間を見逃しません!👍

旋盤用チャックは、工作機械の一部分ではありますが、
品物の精度や、安全管理において、思いのほか注意を要するユニットです。

一般的に旋盤加工機では、油圧3爪チャックを使用していることが多いです。
製品の固定には十分な仕様ですが、チャッキング力の締め付けにより、
材料が変形してしまうこともあります💦

弊社のNC旋盤加工機では、材料の変形や歪みを極力抑えるために、
手動6爪チャックを使用しております。

ただ、この仕様だとしてもワークが安全に固定されているとは限りません。
たとえば、加工の対象物が鋳物であったりなど、常に製品そのものの
真円度が決して高い状態であるとは限らないため、
爪とワークとの間に微妙な隙間が残るケースもあります。

もしクランプが不十分なまま操作を行うと、
最悪の場合にはワークが勢いよく脱落したり、
飛来する事故発生になる危険性もあります。

そこで、その微妙な隙間を埋めるために活用しているのが
「名刺」なんです👍
この名刺1~2枚ほどの厚みが、なんともちょうどよく隙間を塞いでくれてなおかつフィットするんです。
この微調整のおかげで隙間を埋めきって、安全に加工を行うことが出来ています。


云われれば そんな事? と思われがちですが
今はNC主流でデータが物言う中、
昭和の諸先輩方の工夫は まさに 「コロンブスの卵」と感じます。
安全であり高精度である製品を作り出すための、プロならではの工夫です😊

まずは無料お問い合わせ アルミニウムの専門家が迅速に対応いたします

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