中国にて新型肺炎による初の死者報道(1月中頃)
2月、米株価史上最高値を更新
WHOが新型コロナ流行をパンデミックと表明
コロナショックで株価乱高下、
NYダウ過去最大下落幅を更新
3月半ばトランプ大統領が国家緊急事態宣言表明
東京五輪1年延期を決定
4月7日、安倍首相が緊急事態宣言を発令
世界全体で自動車生産縮小
OPECプラスで原油減産合意
LMEアルミ3M(AVE)
2月【1,711.6ドル】↓
3月【1,634.4ドル】↓
4月【1,494.5ドル】↓
【4/21~4/27】
米ニューヨーク商業取引所で、原油価格が史上初めてマイナスになりました。
アメリカの原油価格を示すウェスト・テキサス・インターミューディエート(WTI)先物(NY原油※1)は、4月20日に1バレル当たりマイナス37.63ドルで取引を終えました。
歴史的な減産合意からわずか数日、
新型コロナウイルスの世界的な蔓延による経済活動の低下を受け、原油の需要が大きく後退したことと、かねてからの供給過多の状況が重なったことで、想定外の数値が結果として現れました。
ロンドン金属取引所(LME)のアルミ新地金3Mは、トン1,500ドル近辺のまま、4月23日は【1,509.5ドル】でした。
日本アルミニウム協会は、2019年度アルミ圧延品(板押出合計)出荷量が、2年連続で200万トンを下回ったと発表しました。
建設関連の需要減に加え、半導体装置関連の不調を背景とする一方、自動車向けのみは、7年連続プラスであった模様です。
米国では、新型肺炎死者数5万人を突破しました。
NY州のクオモ知事が3,000人を対象に抗体検査を行い、14%近くの人が抗体を持っていることが分かったと発表しました。
州人口1,950万人から計算すると、すでに270万人が新型コロナウイルスに感染し抗体を持った推計になります。
現在公表されている感染者数26万人に対して、死者数1.5万人、致死率6%の状況を、270万人を分母として計算すれば、致死率は0.6%となります。
比較対象としてインフルエンザの致死率は0.1%です。
抗体を持たない人、高齢者や健康に不安のあるハイリスク者にとって、以前と同じ社会生活に戻れる状況になるまでには、
しばらく時間がかかる模様です。
全世界でZOOM(※2)の登録者が3億人を突破しました。
日本では長崎港に現在、クルーズ船「コスタ・アトランチカ」が停泊しています。
週末、4月24日にはNY原油が1バレル17ドルまで、値を戻しました。
週末、4月24日にはNY原油が1バレル
17ドルまで、値を戻しました。
【4/28~5/11】
5月に入り、新型コロナウイルス特別措置法に基づく全国への緊急事態宣言の、5月31日までの延長が決定になりました。
4月下旬の時点で、全国の公立小学校と公立中学校の95%、高校の97%が臨時休校となっていましたが、今回の延長発表により、GW明けも多くが休校継続するかたちとなりました。
インターハイ(※3)も、史上初の中止が決定しています。
一方で日経平均株価は値を戻しています。
3月9日以来となる、2万円台を回復。株式市場は、一段とリスクオンに傾斜しています。
米国で3月の個人消費支出は、前月比で過去最大の落ち込みとなっています。
4月30日、トランプ大統領は、中国武漢の研究所がコロナウイルスの発生源となった可能性を確信していると発言をしました。
米ギリアドはレムデシビル(※4)を大量増産する見通しを明らかにしました。
日本でも、厚生労働省が「特例承認」(※5)を適用し、薬事承認しました。
国内初の新型コロナ治療薬となりました。
しかし中国においては、異なる評価です。
中国の研究チームは、臨床試験の結果として、効果を確認できなかったと発表をしました。
アルミ圧延品は、建設や装置向けで需要不振が続いています。
LMEアルミ3Mは、トン1,500を割って5月7日は【1,486.5ドル】でした。
銅は、トン5,000ドルを超えて、5,200ドル台に値を戻し、3月の平均並みとなっています。
露アルミ大手ルサール(※6)の2020年1-3月期アルミ生産は前年同月比1.3%増の94万トンであったと発表しました。
新型コロナ影響は、今後に出ると予想されています。
イトーヨーカ堂と、とくし丸(※7)が業務提携をします。
東京八王子市で運用開始をしました。
立地に縛られない販売手法拡大の一環と見られます。
神戸市立の病院の研究チームが、1,000人を対象に抗体検査を行った結果として、3.3%の市民が抗体を持っているとの発表をしました。
WHOテドロス事務局長は4月27日、「終息は程遠い」と発言をしています。