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< 市場の概況 >
(前回までの振り返り)
2022年の主な出来事
01月 地域的な包括的経済連携
01月 RCEP 協定が発効
02月 北京オリンピック開幕
ロシアがウクライナに軍事侵攻
03月 韓国大統領にユン・ソギョル氏が当選
04月 国内・成人年齢が20歳から18歳に変更
05月 豪アンソニー・アルバニージ新首相誕生
06月 日本の出生率1.30。6年連続で低下。
LMEアルミ3M(AVE)
04月 【$3,276.1】↘
05月 【$2,854.8】↘
06月 【$2,585.0】↘
【6/14~6/20】
ロンドン金属取引所(LME)銅3ヵ月先物(3M)相場の6月15日は、
6月9日の【$9,624.0/t】から
約3.8%下落の【$9,264.0/t】でした。
LMEアルミ3M相場の6月15日は、
6月9日の【$2,786..0/t】から
約6.9%下落の【$2,594.5/t】でした。
【6/21~6/27】
LME銅3M相場の6月23日は、
6月15日の【$9,264.0/t】から
約10.6%下落の【$8,600.0/t】でした。
LMEアルミ3M相場の6月23日は、
6月15日の【$2,594.5/t】から
約3.9%下落の【$2,494.0/t】でした。
【6/28~7/4】
LME銅3M相場の6月30日は、
6月23日の【$8,600.0/t】から
約4.1%下落の【$8,245.0/t】でした。
LMEアルミ3M相場の6月30日は、
6月23日の【$2,494.0/t】から
約2.9%下落の【$2,421.0/t】でした。
【7/5~7/11】
LME銅3M相場の7月7日は、
6月30日の【$8,245.0/t】から
約4.6%下落の【$7,866.0/t】でした。
LMEアルミ3M相場の7月7日は、
6月30日の【$2,421.0/t】から
約0.5%上昇の【$2,435.0/t】でした。
【7/12~7/18】
LME銅3M相場の7月14日は、
7月7日の【$7,866.0/t】から
約8.0%下落の【$7,237.0/t】でした。
LMEアルミ3M相場の7月14日は、
7月7日の【$2,435.0/t】から
約3.9%下落の【$2,340.0/t】でした。
銅は5週連続下落、
アルミも14か月ぶりの安値になっています。
【お知らせです】
次回のニッカル地金メルマガは、
2022年8月19日(金)配信予定となります。
次回も、よろしくお願い致します。
(2022年7月21日付 小野寺 辰之)
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<国外ニュース・国内ニュース>
【6/14~6/20】
<国際ニュース>
・アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会(FRB・Federal Reserve Board)は15日、政策金利を0.75%ポイント引き上げ、1.50~1.75%の範囲にすると発表しました。
高騰する物価の抑制に一段と力を入れます。金利が上がるとお金を借りた時、返済の負担が大きくなるので投資や大きな買い物をしなくなり、インフレの抑制に繋がります。
ちなみに日本銀行の英語表記は
「Bank of Japan」略称は「BOJ」です。
・中国の5月のロシア産原油輸入は前年比55%増の842万トンで、中国の原油輸入元としてサウジアラビアを抜き首位となりました。
ウクライナに侵攻したロシアに対して西側諸国が制裁を科す中、中国の製油所が割安なロシア産原油の輸入を増やしたことが背景となっています。
<国内ニュース>
・ソニーとホンダは、高付加価値のEVの販売とモビリティ向けサービスの提供を行う新会社の設立に関する合弁契約書を締結しました。設立は2022年中、新会社名は「ソニー・ホンダモビリティ株式会社」となります。
新会社が目指すのは、利用者や環境に寄り添い進化を続ける新しい時代のモビリティ向けサービスの実現であるとしています。
ホンダの最先端の環境・安全技術をはじめとするモビリティ開発力、車体製造技術およびアフターサービス運営の実績と、ソニーが保有するイメージング・センシング、通信、ネットワークおよび各種エンタテインメント技術の開発・運営の実績を持ち寄り、実現を目指します。新会社での販売は、2025年予定とのことです。
・石川県能登地方で19日に震度6弱、20日に震度5強を観測した地震は、群発地震の一連の活動とみられます。
断層がすべりやすくなっている可能性があり、さらに大きな地震を起こす海底活断層の破壊につながる恐れもあります。
【6/21~6/27】
<国際ニュース>
・ガソリン価格の高騰を受け、アメリカのバイデン大統領はガソリンなどへの国の課税を9月末までの3カ月間免除するよう議会に求めました。
6/22の日米1Lガソリン価格の平均値は、日164円、米146円です。日米のガソリン税率は、日33%、米は州によって異なりますが、平均で24%です。
中間選挙が11月に迫る中、国民が大きく関心をもっているガソリン価格の押し下げに取り組む姿勢をアピールする狙いがあります。
・カナダ政府は、リサイクルが難しい使い捨てプラスチック製品の製造と輸入を禁止する発表をしました。いくつかの例外を除き、今年12月に発効する予定です。
対象は、リサイクルせずに捨てられるプラスチック製のレジ袋や食器、食品容器、ストローなどとなっています。
<国内ニュース>
・NTTグループが、社員の勤務を原則自宅でのテレワークとし、居住地の制限もなくす新たな制度を7月から導入します。
グループ主要会社の約3万人の社員が対象となります。出社が必要な場合は、出張扱いとして航空機を利用した出社も認めます。社員がより自由に働ける環境を用意し、優秀な人材の確保につなげたい狙いがあります。
・気象庁は27日、関東甲信、東海、九州南部で梅雨明けしたとみられると発表しました。また7月から9月までの天候の見通しを発表し、気温は高く厳しい暑さとなる見込みとなっています。
また降水量は、期間を通して平年並みと予想、来月前半は東日本、西日本で少ない見込みとなっています。
【6/28~7/4】
<国際ニュース>
・東南アジアで、低アルコール飲料の販売が加速しています。サントリーホールディングスは、タイで度数3%の缶チューハイの生産を開始。ベトナムではサッポロホールディングスが同3.5%のビールを発売しました。ただ現地大手との競争も激しく、ブランドの浸透が課題となっています。
・ベトナム統計総局が29日に発表した2022年4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比7.72%増でした。
最大輸出先の米国向けが高い伸びを続けているほか、新型コロナウイルスに関する規制が撤廃され、個人消費も回復してきたことが挙げられます。
<国内ニュース>
・ファミレスチェーン最大手のすかいらーくホールディングスは、主力業態の「ガスト」で7月末から全国一律の価格設定を撤廃します。また同時期にメニューの値上げも予定しています。
・2021年度の国の税収が前年度より6兆円ほど増えて約67兆円となり、2年連続で過去最高を更新したことがわかりました。
主要な三つの税の所得税、法人税、消費税がいずれも増えました。ただ、コロナ対策などで歳出が5兆円増え106兆円となっており、財政状況は厳しさが続いています。
【7/5~7/11】
<国際ニュース>
・イギリスのボリス・ジョンソン首相が7日、与党・保守党の党首を辞任すると表明しました。
辞任までの背景は、まず国民にコロナの行動制限を行う中、首相官邸などでパーティーが繰り返されていました。次に、与党幹部が性的なスキャンダルで辞任があり、首相の任命責任が問われました。
そのことにより、首相を信任しない意思表示として、主要閣僚やおよそ50人の政府高官も辞任を表明したことが挙げられます。次の党首が就任する秋までは首相にとどまる方針で、党首選は今夏に行われる見通しです。
・プーチン大統領がサハリン2を事実上接収する大統領令に署名して7日で1週間になります。日本政府は電力不足という日本の弱点を狙った動きと見て警戒し、情報収集を急いでいます。
「日本はロシアから石油もガスも得られなくなる。『サハリン2』への参加もなくなる」。ロシアのメドベージェフ前首相は5日に発言しました。
<国内ニュース>
・KDDIは5日、2日未明に全国で発生した通信障害が約86時間後の5日午後に完全復旧したと発表しました。
携帯電話を中心に最大3915万回線に影響し、過去最大級の通信障害となりました。障害による補償は未定です。
・総務省は6日、マイナンバーカードの普及促進策「マイナポイント第2弾」の申請が、全面受け付けを開始した6月30日から7月4日までの5日間で338万件あったと発表しました。
第2弾は、カードを取得して「マイナ保険証」や公的給付金の受け取り口座の登録を済ませれば、買い物などで使える最大2万円分のポイントがもらえます。
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