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地金メルマガ・2020.5.28 号(バックナンバー)

■□■―――――――――――――2020.05.28.――□■

アルミ地金情報メールマガジン Vol.037

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配信元


メルマガ事務局




お世話になります。ニッカル商工 メルマガ事務局です。
アルミ地金情報メルマガをお届けします。


 

 

■2020年07-09月アルミ地金価格予測■

 

2020年03月平均価格:224.8円/kg
2020年04月平均価格:207.6円/kg

2020年07-09アルミ地金価格(予測)は、
5月28日現在、現行価格とより下落
 220円/kg で推移しております。


 

■地金・金利表■


◎地金金利表PDF
 
04月01日-04月30日までは・・・
こちらをクリック
※前回分の「日経平均」のデータに誤りがあったので修正しております

05月01日-05月26日までは・・・
こちらをクリック

 

◎アルミ地金価格推移表
  最新版はこちらをクリック

 
※クリック後、PDFのダウンロードが始まりますので、
PC画面上の[ファイルを開く]よりご覧ください。

 
   
■03月-04月 海外市場と経済の概況■


 

◎前回までの振り返り
 

中国にて新型肺炎による初の死者報道(1月中頃)

2月、米株価史上最高値を更新

WHOが新型コロナ流行をパンデミックと表明

コロナショックで株価乱高下、
NYダウ過去最大下落幅を更新

3月半ばトランプ大統領が国家緊急事態宣言表明

東京五輪1年延期を決定

4月7日、安倍首相が緊急事態宣言を発令

世界全体で自動車生産縮小

OPECプラスで原油減産合意


4月20日NY原油、史上初のマイナス価格
 
 
 
LMEアルミ3M(AVE)
2月【1,711.6ドル】

3月【1,634.4ドル】
4月【1,494.5ドル】
 
 
5/125/18
 
原油価格の1つのWTIは、4月20日のマイナス価格から20円台まで値を戻したものの、昨年の半値以下の状態のまま、シェールオイル(※1)生産の採算ラインを割っています。
 
サウジアラビアは自発的な追加減産を行う計画と付加価値税(※2)を、
3
の15%に上げる発表しました。
 
 
中国では、製造業の回復基調、4月輸出が前年比増加に転じたと目されており、銅など非鉄相場にも影響を及ぼしている模様です。
 
ロンドン金属取引所(LME)銅は、
5,200ドル台に値を戻したまま、
3月平均並み価格を維持しています。
 
LMEアルミ新地金3Mは、トン1,500ドルを割ったまま、5月15日は1,467.0ドル】でした。
               
 
米国の失業率が、戦後最悪の14.7
になりました。
 
1930年の大恐慌以降最大の落ち込み
で、非農業部門雇用者数(※3)は前月から2000万人以上減少しています。
 
娯楽、観光産業では約半数の雇用が
なくなっています。

 
新型コロナをめぐって、米中の緊張
関係は色合いを濃くし、両国の共通
利益が減る一方で、対立の種ばかり
が増しています。
 
中国共産党系メディアは、米国と結んだ「第一段階の通商合意」に見直しを求める声が中国国内より上がっていると、報じています。

 
日本の遊園地やテーマパークの売上高、3月は昨年比で97.5%減りました。
 
景気の先行指標である工作機械受注
(※4)は、3月が昨年比40%減、
4月は50%減となっています。
外需6割を占める指標のこの結果は、欧州向け、航空機関連の需要減が大きく影響しています。
 
トヨタは、8年ぶりに世界販売台数
1000万台下回る見通しを発表しま
した。
自動車向け回復見込めないため、アルミ相場の安値にもつながっている模様です。
 
日本製鉄(※5)も大幅減産を発表しました。
 
日本はアビガンを、希望する各国への無償供与を始めました。

 
ドイツは制限の緩和を発表。
 
イタリアも6月には制限緩和する
見通しです。
 
一方で、ロシアでは新型コロナウイルス感染者急増中です。
世界で2番目の感染者数となりました。
 
 
 
【5/19~5/25
 
新型コロナ感染者数が、全世界で500万人を超えました。
 
米国161万人に次いで、急増する
ブラジルが35万人で世界2位の
感染者数となりました。
3位はロシアで34万人です。
 
 
中国で延期されていた全人代が、22日に開幕しました。
今回、2020年のGDP成長率目標設定は見送る決定です。
 
WHO(世界保健機構)年次総会が、TV会議方式で開幕しました。コロナ対策に対して世界から評価の高い台湾は、今回もオブザーバー参加としての参加を求めましたが、「一つの中国」(※6)を重視する中国との関係悪化も影響し、4年連続で参加を認めらませんでした。
 
 
米中貿易摩擦が激化の中、
トランプ大統領は、ツイッターなどで中国との断交をほのめかすなど、発言の過激度が増しています。
 
 
LME3Mは、2か月ぶりの高値となり5,300ドル/トン台の価格です。
 
LMEアルミ新地金3Mは、トン1,500ドル台で変わらず。
5月20日は【1,486.5ドル】でした。
 
金の価格(※7)が上がっています。
国内上場(1982年)以来初、グラムあたり6,000円を超えました。
 
 
日本国内では、コロナの影響でアパレル大手レナウン(※8)が経営破綻です。
 
夏の全国高校野球選手権大会が
中止となりました。
 
全日本空輸(ANA)(※9)が、利用者全てに対して、旅客機内、空港内あらゆる場所でマスク着用することを求めると発表しました。
 
IOCバッハ会長は、東京五輪
2021年開催できなければ
中止せざるを得ないとの見方を
示しました。
 
 
 

(05月28日付 小野寺 辰之)

 
   

■なるほどニッカルキーワード■
 


 

※1 シェールオイル(shale oil)
 

地下深くにある頁岩層に含まれる石油の一種。2000年頭に採堀技術が技術が進み、米国やカナダで生産量が増加している。

日本では2014年に「鮎川油ガス田」にて商業生産を開始している。


 

 


 



 

※2 付加価値税
 
日本でいう消費税。
日本では「消費」に対して税金をかけるのに対し、海外では「生み出される価値」にたいして税金をかける。

OECD加盟国ではアメリカを除く34ヶ国にて実施されている。

ちなみに現在日本の消費税10%のうち2.2%は地方税である。




 
 
 




 

 

※3 非農業部門雇用者数
 
米国の毎月発表される雇用統計の1項目であり、非農業部門に属する事業者の給与支払い帳簿を参照にした雇用者数。
 
この数値はFRBが金融政策をするにあたっての判断材料の1つとして注目されている。







 



 

 

※4 工作機械受注

正式名称は「工作機械統計」。
日本工作機械工業会が毎月公表している工作機械の受注額を示す指標である。

工作機械の受注額から民間の設備投資の先行き判断材料として重要視されている。












 

※5 日本製鉄
2012年に「新日本製鉄」と「住友金属」が経営統合して誕生した日本最大手の鉄鋼メーカー。


粗鋼生産量は世界で第3位であり、従業員数は10万人を超える大企業である。











 

※6 1つの中国
 
台湾地域における中華人民共和国政府の政治的主張。
「台湾は中国の不可分の領域であり、中国は1つしかない」と主調しており、中華民国政府と長年論争が続いている。
 








 

 
 


※7 金の価格
 
実物資産の1つであり投資商品として利用されている。
金相場の特徴は不況時や地政学的リスクが高まった際等、リスクオフのタイミングで金が購入される傾向がある。












※8 レナウン
国内のアパレル大手。
佐々木商会として1902年に創業。
1967年に社名を「レナウン」に変更する。

名前の由来は英国皇太子ウィンザー公が訪日された際、乗船されていた戦艦の名前から


 
 

 



 





※9 全日本空輸(ANA)

1952に創業した日本大手航空会社の1つ。
1986年に国際定期便を運航する。

「ANA」の由来は「ALL NIPPON AIRWAYS」の頭文字。

 
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